料理で振り返る早苗月(漬物スペシャル)

 五月のことを早苗月とも言うらしいです。

早苗というのは苗代から田んぼに植え替えるころの稲を言うらしいのですが、早苗さんという名前はどういう願いを込めて付けているのでしょうな。

お米といえば、四大文明ではお米が主食だったらしいですが、人々の主食は何故パンやらナンやらじゃがいもやら豆にシフトしたのでしょうか。温暖湿潤気候がどうのこうのでしょうか。地理はどうも思い出せませんね。スリランカの首都が「スリジャヤワルダナプラコッテ」ってことぐらいしか覚えていません。恐るべしお米。さすが一粒に7人の神様が宿るだけはあります。クレヨン王国の十二か月みたいな感じですね(?)

さてそれはともかく、今回もお米を差し置いておかずのお話です。

 

1:お手製なめたけ

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約束の時は来ました。お手製なめたけです。無一文で神社に来てもこれを持っていれば賽銭箱に流し込めます。
えのきを、こんぶを漬けておいた水、醤油、みりんで煮ればいいだけです・・そう、それだけ・・だったのですがみりんを入れすぎて絶望的な味になりました。
あのとろみはどっから来るのか?って感じでしたが、漬けとくと自然に出てくるみたいです。市販のなめたけは地味にトマトとか入ってるみたいです。なめたけへの道は遠い。

2:ニンニクのしょうゆ漬け

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出ました。ゆでたにんにくを醤油につけるだけという、コンロの点け方と包丁の持ち方を知っていれば本当に誰でもできそうな漬物カーニバルです。
3週間ぐらい経つと完全に醤油がしみ込んでくれます。そのまま食べると若干にんにくの力強さを感じますが、チャーハンに入れたり、漬け汁まで使えたりと、完全なる食品、完全体セルって感じです。

3:なめたけパスタとおいしそうなオムレツ

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なめたけに醤油と顆粒だしを加えてパスタにしました。玉ねぎとなめたけにパスタドーンすればできるので楽です。
オムレツはおいこれ半生じゃろってぐらいで止めておいた方が何とかなることが分かりました。

4:鶏肉のポトフ

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忙しい現代人に煮込み料理はしんどいですが、セロリ食べたい欲が煮えたぎっていたので、野菜と鶏を煮ました。
ちなみにセロリ食べたい欲が煮えたぎったのは人生で初めてです。

5:から揚げと野菜スープ

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油の処理はあまりしたくないので油をケチって表面だけ焼くっていう感じです。レシピには卵と小麦粉だけをつけるって書いてあったので何も考えないで揚げたらサーターアンダーギーかよ!(突っ込み)

お菓子みたいな変なサクサク感になってしまいました。片栗粉も使った方がいいみたいですね。

6:チャーハン

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一人暮らしの永遠のテーマ、チャーハンです。最初に溶き卵とごはんを混ぜておくと上手くできるよ!との噂なので試してみたらなるほど確かに。

うちのコンロ、本気の強火でフライパンを熱していたらセンサーが作動して弱火しか使えなくなったのにもかかわらず!割とパラパラ感を感じられました。でもしかしやっぱり中華料理店のチャーハンとはちょっと違うものができました。
チャーハンにしてチャーハンにあらずという感じです。ウェイパーを買おうかと思いましたが、普通に800円ぐらいするみたいで、泣きながら財布をしまいました。

8:冷や汁・ごぼうの卵とじ

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豆腐ときゅうりとゴマと味噌とお米です。本当は白身魚とかも入れるのだと思いますが、意外とこれだけでも何とかなります。
ご飯が炊けてきゅうりを切ればあとは混ぜるだけですが、このあたりから自分の健康が心配になります。

9:味噌クリームパスタ

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健康がどうとか言っておきながら、若いころに不健康なことをしておこうという結論に至ってしまったため、調味料と玉ねぎとベーコンだけのパスタを鬼のように食べました。プリキュアもびっくりのバッドエンド王国です。

10:牛乳スープ・鶏肉のバター焼き

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バッドエンド編なので不健康の勢いは止まりません。牛乳が鬼のように余っていたので水の代わりに牛乳でコンソメスープを作りました。グラタンを延々と飲んでいるような感じでした。ありがとうございました。
こんなことをしても胸やけをしない身体に産んでくれた親に感謝するほかありません。


11:たまねぎのたまり漬け

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これも非常に簡単です。
(作り方)
(1)親に農業を始めさせます。
(2)新玉ねぎを作ってもらい、実家から送ってもらいます。
(3)新玉ねぎをくし切りにし、しょうゆ・みりん・砂糖を入れたタッパーに漬けます。
この親不孝者!!!!!!
それにしても玉ねぎの漬物ってあまり見かけません。どこかの旅行先で食べた玉ねぎの漬物がおいしかったので、漬けました。
2週間ぐらいで味がしみ込んでごはんのお供にぴったりです。

12:きゅうりの中華風漬け

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大学近くの居酒屋で食べたきゅうりの一本漬けがやたら美味しかったので、やってみようとしました。(写真は漬けた当時)
唐辛子とかお酢とか醤油とか生姜とかいろいろ入れて3週間ぐらい経ったら、味は漬かりすぎ、色もコケみたいになってしまいました。
見た目もみずみずしいままで味も程よく漬かっている感じにするには工夫が必要そうです。単に漬けていたのを3週間も忘れていた説もあります。

13:豆腐と梅の崩し冷や奴

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豆腐と梅干しを使いたいなぁと思っていたのですが、何とも短絡的に合わせただけという一品が生まれました。梅干しは崩して混ぜただけでは味があんまり染みてくれません。練り梅にする勢いで行かないと豆腐と梅を別々に食べている気分になります。

左の方は半額の刺身をご飯にのせただけです。

14:トマトのトマト煮(チキン入り)

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チキンのトマト煮を作ろうと思いましたが、トマト缶を一缶使うと完全にトマトがメインになりました。トマト缶の量は一人暮らしにはハードモードな感じあります。ただ調味料を入れても、トマト缶っぽさは結構残るので難しそうですね。素直にトマト潰せってことなのでしょう。世はまさにトマト投げ祭り時代!テイク&スロー!キャッチ&リリース!タッチ&ゴー!

余韻に浸ってしまうから最近アニメも何もご無沙汰なのですが、自分は映像作品じゃないと、とりわけ音の刺激が入ってこないと感動できないのだなぁと最近結構思っております。本を読んでも、う~ん、そうか、で終わってしまいますし、大昔に読んだハルヒは非常に面白かったのですが、それもなんというか、情景とかは想像はするものの、人々が感じている、身につまされるような深刻感と自分が離れているという感じで、本とか伝聞のお話とかにもめちゃめちゃ没入してそうな人がいますが、自分の中で感動が作れるんだなぁと少しうらやましくなります。

別に感情がないんだぜ自慢とかではなくて、自分の中で作り出したものを言える人にならないといけないですね、検索するのは誰でもできますよねという、そんな梅雨入りの都会の夜です。

 

次回は激闘!灼熱甲子園(カレー編)です。